長野県学習旅行誘致推進協議会は11月19日、大阪市のホテルモントレ大阪で「学習旅行誘致説明会」を開いた。県からは行政、観光施設、宿泊施設など45人が出席し、旅行会社の教育旅行担当者ら55人を対象に農業体験をはじめ学習旅行の最新情報を提供した。
観光プレゼンテーションでは、北信濃エリアの山ノ内町や日本アルプスエリアの白馬地域などを説明。北志賀高原の世界最大級166人乗りロープウエーやそば打ちなど伝統工芸体験、ネイチャートレッキングなどの自然体験を紹介。そのほか、アートと自然に触れ合える安曇野ちひろ美術館、農林業体験ができる小谷村のおらが里などをPRした。
07年度の近畿圏から長野県への修学旅行の学校数は、小学校が21校2973人、中学校は221校4万7962人、高校99校4万6173人で、延べ341校9万7108人。
また、341校中スキー旅行は147校で減少傾向にあり、スキーシーズン以外のグリーン期での自然体験、農業体験への参加校が増えている。ほっとステイ協会(上田市)などが行っている日帰り農業体験なども人気だという。
大阪市内で開いた説明会