長野県は7月第4日曜日を「信州山の日」に制定する。これを受け、今年は300件を超える関連イベントを実施する予定で、信州の山の魅力を広くアピールする。このほど、県の担当者が東京・池之端の観光経済新聞社を訪れ、イベント内容などを説明した。
訪れたのは山岳高原観光課の浅井秋彦課長と山岳高原観光係の北沢淳主事。同課は4月1付で設置。山岳や高原の観光振興を前面に打ち出した部署は都道府県では初めてという。職員は13人。
今年の信州山の日は7月27日。同15日から8月14日までの期間を「信州山の月間」とした。県が講演会や野外活動など山関連の行事を募集したところ、約300件が寄せられた。
主なイベントを見ると、7〜8月に信州登山案内人のガイドによる親子登山を11カ所で開催する。ユネスコエコパーク全国サミット(9月19〜20日、山ノ内町)や日本ジオパーク南アルプス大会(9月27〜30日、伊那市)のほか、10月11日には自然公園魅力発信大会を開く予定だ。