高原の山頂から星空を楽しむ長野県阿智村の人気イベント「天空の楽園日本一の星空ナイトツアー」が4月16日に始まった。ツアーの開始から5年目を迎えてイベントなどがさらに充実。今期の来場者数の目標には、前年比約1.6倍の10万人を掲げている。
ナイトツアーは、富士見台高原ロープウェイ「ヘブンスそのはら」のゴンドラ(全長約2.5キロ)に乗り、標高1400メートル地点の山頂駅へ。町の光が届かない山頂で照明を一斉に消灯し、手が届きそうな美しい星空を満喫する。星座のガイドなども行われる。
特定日には、笑いを交えながら星空を解説するエンターテインメントショー、プロの歌手のよる音楽ライブ、ガイドと夜の森を歩くナイトトレッキングなどのイベントなどが行われる。
今期の開催期間は10月15日まで(5月23日〜7月8日、9月20〜30日は除外)。料金はゴンドラの利用料金だけで大人・高校生が2200円、小中学生が千円。
ナイトツアーは、阿智村や観光関係者で構成するスタービレッジ阿智誘客促進協議会が主催。阿智村は、環境省が実施した2006年度の全国星空継続観察で星が最も輝いて見える場所の1位に選ばれた。
町の光が届かない山頂で星空を満喫できる