開港から文明開化まで 神奈川の近代化を深掘り JTB新ガイドブック


左から、JTBパブリッシング 編集デスク 渡部大輔、代表取締役 社長執行役員 盛崎宏行、黒岩祐治神奈川県知事、JTBパブリッシング 編集長 安藤博子、桜井晴也

 JTBパブリッシングは3月19日、神奈川県庁を訪問し、黒岩祐治知事に「るるぶ」の派生ガイドシリーズ「まちといろ」の第2弾『るるぶ まちといろ 神奈川』の発刊を報告した。同書は3月14日に発売され、神奈川県全33市町村の魅力を500ページ超の大ボリュームで紹介している。

左から、JTBパブリッシング 編集デスク 渡部大輔、代表取締役 社長執行役員 盛崎宏行、黒岩祐治神奈川県知事、JTBパブリッシング 編集長 安藤博子、桜井晴也

 

 「まちといろ」シリーズは、従来の「るるぶ」が提供してきた”見る・食べる・遊ぶ”情報に加え、地域の文化や産業、景観を育んできた背景を深掘りすることで、地元への愛着と関心を深める”知る・深まる・地元ラブ”をコンセプトとしている。2024年7月の創刊以来、地域の隠れた魅力を発掘し、読者に新たな視点を提供してきた。

 今回の神奈川県版では、県内全市区町村を網羅し、各地域の特色ある情報を4ページ以上にわたって詳細に紹介している。特に、横浜市18区、川崎市7区、相模原市3区といった政令指定都市の各区まで細かく取り上げており、地元住民でも知らなかった魅力を発見できる内容となっている。

 巻頭特集では、神奈川県の歴史的背景に焦点を当て、開港を契機とした文明開化や近代化の過程を、港・鉄道・ビールなどのテーマを通じて解説している。また、川崎市については沿線ごとの歴史やカルチャーの違いを詳細に描写するなど、他の旅行ガイドにはない深い洞察を提供している。

 JTBパブリッシング代表取締役社長執行役員の盛崎宏行氏は、「本書を通じて、県民の皆さまが自分の住む街の知られざる魅力を発見し、地域への愛着や関心を深める一助になれば幸甚です」とコメントしている。

【書名】『るるぶ まちといろ 神奈川』

【定価】2,420円(10%税込)

【仕様】本誌464ページ 別冊MAP48ページ/電子書籍・Googleマイマップ付き

【発売日】2025年3月14日(金)

【発行】 株式会社JTBパブリッシング

 
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