関西国際空港は24日、航空貨物荷捌業務にパワードウェアを導入した。
関西エアポート株式会社は2019年9月24日(火)より、関西国際空港国際貨物地区において、ATOUN社のパワードウェア「ATOUN MODEL Y」を導入することをお知らせします。
同パワードウェアは、需要拡大による業務量拡大を背景に、関西エアポートグループの空港グランドサービスを担うCKTS株式会社※が空港上屋内における航空貨物荷捌業務にて採用し、オリックス・レンテック株式会社(本社:東京都品川区、社長:小原 真一)が提供するロボットレンタルサービス「RoboRen」にてレンタル導入いたします。(※)
本導入に先立ち、2019年6月から7月にかけて実証実験も行った結果、荷捌作業における作業員の腰への負担が軽減するなど、一定の効果が得られており、空港現場業務における働き方改革や業務効率化に繋がるものと考えております。
関西エアポートグループは、今後も最新テクノロジーを積極的に導入し、従業員の作業負担軽減を図ることで誰もが安全・安心に働くことができる職場づくりを目指してまいります。
- 概要
導 入 日:2019年9月24日(火)
導入場所:関西国際空港国際貨物地区内 CKTS株式会社貨物上屋
台 数:4台
- パワードウェア「ATOUN MODEL Y」の概要
品番:AWN-12
メーカー:株式会社ATOUN
本体寸法:幅48.4cm×奥行28cm×高さ81cm
収納寸法:幅48.4cm×奥行23cm×高さ67.5cm
重量:4.5kg(バッテリー含む)
アシスト力:最大10kgf
モーター:AWN-12用モーター(2基装備)
稼働時間:約4時間(メーカー想定作業に依る)
動作環境:0~40℃
想定装着者:身長150~190cm
※CKTS株式会社について https://www.ckts.co.jp/
関西エアポートグループで総合的なグランドハンドリング、貨物取扱、航空機メンテナンス、ランプハンドリング業務を行っております。24時間体制で高い品質のサービス提供に努め、航空旅客や航空機に対するサービスならびに国際航空貨物取扱いをはじめとするあらゆる空港地上業務を通して、多様な顧客のニーズに的確に応えております。
(※)オリックス・レンテック株式会社について
オリックス・レンテックは、日本初の計測器レンタルとして設立以来、製造業界のお客さまを中心にレンタルサービスを提供してまいりました。2016年より次世代ロボットのレンタルサービス「RoboRen」を開始し、現在19メーカー、40機種のラインアップを有します。常設ロボットショールーム「Tokyo Robot Lab.」「Tokyo Robot Lab.2」(東京都町田市)では、お客さまに実物のロボットの動作や操作性を体験いただく機会をご提供しています。
オリックス・レンテックホームページ https://www.orixrentec.jp/