関西2府8県の広域連携DMO、一般財団法人関西観光本部(大阪市、松本正義理事長=関西経済連合会会長)は13日、Airbnb Japan(エアビー、東京都新宿区、田邉泰之代表)と包括連携協定を締結した。エアビーの宿泊施設や情報発信機能を活用。2025年の大阪・関西万博に向け、訪日客をターゲットに交流型観光と関西エリアでの広域周遊を推進したい考えだ。
同協定は、(1)インバウンド旅行客に向けた交流型観光・広域周遊の推進(2)関西の自治体および経済団体等との連携強化(3)観光コンテンツのオンライン化の促進とグローバル化への情報発信―を目的としたもの。
第1弾としては兵庫県丹波篠山市を中心とした広域周遊の取り組みを実施する。具体的には、エアビーの宿泊施設同士の情報共有や交流などを推進するなどして、大阪など大都市圏を中心とする関西エリアの宿泊施設から旅行者が丹波篠山へ足を延ばして滞在、交流する動きを後押しする。
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