阪急交通社は、体験や学びの「コト」の価値を講座や旅を通して提供する「阪急たびコト塾」の10周年を記念し、国内の世界自然遺産を訪問する旅のシリーズを企画、販売した。
現在、登録されている国内の世界自然遺産は「小笠原諸島」「知床」「屋久島」「白神山地」「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の5カ所だが、「約1年で6回の講座と旅で、すべての自然遺産を完結できるようにした」という。
初回は「小笠原諸島編」で、3月から東京・新橋で講座を実施し、7~9月のツアーでは父島・南島・母島の3島を訪問し、アオウミガメの生態や自然環境について学んでもらう。
ツアー名称は「世界自然遺産の神秘の森『小笠原諸島』で過ごす6日間」で、7月10日、9月27日出発。旅行代金は大人1人36万円(2人1室利用)。
2回目の「知床編」では夏に講座を開催し、9月に旅を実施。現地のネイチャーガイドが同行し、フレペの滝や知床五湖の装飾物を中心とした自然探訪や羅臼の海のネイチャークルーズにより、壮大な景観を楽しみながら自然環境について学ぶ。
ツアーは「たっぷり世界遺産 知床半島と野付半島『トドワラ』をめぐる4日間」。9月3、8日出発。旅行代金は同20万円。