阪急交通社は17日、大阪・関西万博(来年4月13日~10月13日)を組み込んだ旅行商品を発売した。現地集合のイベントセットプランや京都発の日帰り、東京発3日間・4日間などで、商品数は順次増やしていく。
イベントセットプランは、開催前11、12月の設定。代金は大人1人税込み1万2990円から。1日入場券に加え、大阪や神戸で人気のレストランでの昼食やミニクルーズチケットをセットにした。
京都発日帰りツアーは4月13日と15日、24日の設定で、万博を5時間見学した後、1970年に開催された大阪万博の記念館や万博記念公園EXPO’70パビリオンを訪ねる。代金は同1万3980円から。
東京発ツアー(羽田空港発着)は万博の見学に加えて、関西の名所を訪れる周遊型商品。京都を訪ねる3日間のツアーでは、世界遺産構成資産5社寺の特別拝観や二条城の貸し切り観光など京都を満喫。同7万7900円から。
有馬温泉や城崎温泉、淡路島を巡る4日間ツアーは、姫路城や明石海峡大橋、さらに淡路島や関西の名湯を楽しむ。同9万4900円からとなっている。
訪日外国人旅行者に向けて、万博見学と各地の歴史や文化、郷土料理を楽しんでもらうツアーも販売していく。