阪急交通社、釧路湿原に「環境保全型トイレ」を寄贈


 阪急交通社は、釧路湿原に「環境保全型トイレ」を寄贈する。

​阪急交通社(大阪市北区梅田 代表取締役社長 松田誠司)は、阪急阪神ホールディングスグループの社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」の一環として、釧路湿原国立公園の遊歩道内のサテライト展望台に「環境型保全型トイレ」を寄贈します。7月30日(火)に着工し、11月末頃竣工を予定しています。
「環境型保全トイレ」とは、おがくずの中の微生物の力で排せつ物を分解するため水を使わず、汲み取りが不要なうえ、臭気が少なくメンテナンスフリーの自然に優しいトイレです。当社では、2007年12月に初めて屋久島に寄贈して以来、世界遺産や国立公園に「環境保全型トイレ」を設置し、観光地で快適に過ごせる環境を整えてきました。今回、北海道で3例目、全国では6例目となります。

釧路市によると、設置場所の釧路市湿原展望台の遊歩道には、2018年は推定24,786人が来訪しており、毎年多くの方が広大な湿原の景色を楽しみ、生物を観賞しながら歩いています。
当社では、2013年から「暮らすように旅する釧路長期滞在の旅10日間」を販売しており、ツアー参加者の累計は今年までで延べ5,000人、45,000人泊を超える予定です。長期滞在ツアーなど当社を利用するお客様をはじめ、釧路市湿原展望台の遊歩道を訪れるすべての方に快適に散策を楽しんでもらうために、昨年釧路市に寄贈を提案し、設置が決まりました。
阪急交通社では、日本の美しく豊かな自然を永く後世に残すために、これからも環境保全活動をはじめとする社会貢献活動を継続してまいります。

【概要】

トイレの形状:ログハウスタイプ外観 洋式便座1基
サイズ:幅2,140mm、奥行3,355mm 高さ3,270mm
設置台数:1台
設置場所:釧路湿原サテライト展望台付近(釧路市北斗)
着工日:2019年7月30日(火)
竣工予定日:2019年11月29日(金)
共催:阪急阪神ホールディングス株式会社

左から)釧路湿原遊歩道 地図看板 丸印が設置場所、サテライト展望台 矢印が設置場所、サテライト展望台 丸印が設置場所左から)釧路湿原遊歩道 地図看板 丸印が設置場所、サテライト展望台 矢印が設置場所、サテライト展望台 丸印が設置場所

 
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