阪急交通社、釧路湿原にトイレ寄贈 全国で6例目


 阪急交通社は、北海道の釧路湿原国立公園内の遊歩道に環境型保全型トイレを寄贈した。11月末ごろ竣工する予定。阪急阪神ホールディングスグループの社会貢献活動の一環。

 同トイレはおがくずの中の微生物の力で排泄物を分解する。水を使わず、汲み取りが不要な上、臭いも少ない。同社は2007年12月に屋久島に初めて寄贈。今回、北海道で3例目、全国で6例目になる。

 外観はログハウス風で、洋式便器1基を備えている。サイズは幅2140ミリ、奥行き3355ミリ、高さ3270ミリ。

 釧路市によると、設置場所となる展望台の遊歩道には昨年約2万5千人が訪れている。

 
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