国内の旅を再開―阪急交通社は都道府県をまたぐ移動自粛が解除されたことから、7月1日からツアー催行を開始した。6月21日から国内商品の販売を順次開始。同社によると、添乗員同行の国内旅行ツアー再開は12週間ぶり。
再開キャンペーン第1弾として、夏の旅行シーズンに向け「バスの座席2席を1人で利用する」などゆったり感や快適性を重視した商品を発表した。具体的には、首都圏発の「旬の白桃狩り食べ放題とブランド牛食べ比べ日帰り」(出発日7月15日~8月10日、大人1人8990円)や名古屋発の「ホテル軽井沢1130スイートルームに泊まる7つの絶景・涼景を探す旅2日間」(同8月20、21、23、27、30日、3万9900円)など。
また、3月末に同社のスマホポイントの有効期限を迎えた会員に対し期限を1年間延長、旅行需要を喚起する。
バスツアーに当たっては、検温の実施や車内の消毒、マスク着用、換気の徹底などに努め、「ツアー先の施設についても感染予防対策の確認ができたレストラン、運送機関などを選定する」としている。