
阪神電気鉄道は、急行用の8000系全車両をかつての「赤胴車」塗装に変更し、最初の編成を5月下旬ごろから運行する。4月12日の同社開業120周年関連施策の一環。赤胴車は、2020年6月に引退した武庫川線の7990形・7890形以来5年ぶりとなる。
8000系は1984年に、バーミリオンとクリームのツートンカラー、いわゆる赤胴車のデザインでデビューした。その後、2001~15年度に実施したリニューアル工事に伴い、当時の最新型である9300系に合わせたデザインに変更されている。1編成6両で、全19編成114両が在籍。【記事提供:交通新聞】
会員向け記事です。