6月16日の「麦とろの日」に合わせ、長崎県の雲仙温泉旅館ホテル組合(豊田康裕組合長)は13日から21日まで、「雲仙温泉麦とろの日キャンペーン」を実施する。初の試み。「美容と健康に良い麦とろごはんを食べて、身体の内外から健康になって」と同組合。
キャンペーンには同組合加盟の全施設(14軒)が参加。
宿泊客に朝食や夕食時に麦ごはんにとろろ(山芋)をかける麦とろごはんを振る舞う。各施設では麦とろに合う地元食材を使った料理と組み合わせて提供する。
麦と山芋は山梨県の麦雑穀製造販売会社、はくばくが無償で提供。同組合によると、同様のキャンペーンは登別温泉や山代温泉などでも実施されている。「6〜7月はオフ期で宿泊客が減少する。初めての参加となるがこのキャンペーンが集客につながれば」と期待する。
今月1日には、同組合の女将や料理長らが集まり試食会を開催、キャンペーンに備えた。
参加施設は次の通り。
富貴屋▽ホテル東洋館▽雲仙いわき旅館▽かせや旅館▽九州ホテル▽新湯ホテル▽東園▽雲仙福田屋▽雲仙観光ホテル▽雲仙宮崎旅館▽雲仙スカイホテル▽有明ホテル▽湯元ホテル▽旅亭半水盧
麦とろごはんを試食する女将ら