日本ベッド製造はこのほど、電動昇降ベッド「メイキングアシスト」を開発した。ベッドメイクしやすい位置にベッドが自動で動き、スタッフの作業負担を大幅に軽減するという。「重労働を大幅削減することでスタッフの健康を守り、効率的で高品質なサービスを実現する」と同社。
リモコン操作一つでマットレスを最大65センチまで自動的に上昇させることができる。ベッドメイクをする際の、スタッフの腰を曲げるなどの負担を軽減する。
マットレス自体がフット側に32センチスライドし、ベッドと壁の間に十分な作業スペースを確保することも可能。ベッドメイクのスタッフはマットレスの周りを自由に移動して、スムーズにシーツの交換ができる。
従来のベッドメイクでは、重いマットレスを押したり引いたりする作業が大きな負担となり、特に体力に自信のないスタッフにとっては重労働だった。新商品はこれらの物理的な負荷を軽減する。
試作モデルを使用したホテルスタッフから「重いマットレスを引っ張る必要がなくなり、作業が非常に楽になった」「年齢や性別に関わらず、誰でも簡単にベッドメイキングができる」「腰への負担が軽減された」「ベッドメイキングの時間を短縮でき、他の作業も効率よく行えるようになった」などの声が寄せられている。
同社は2月4~7日に開催の「国際ホテル・レストラン・ショー2025」に出展し、同商品を展示する。
問い合わせはTEL03(6427)2298。
「メイキングアシスト」昇降の様子