青森県と青森市、県内自治体、関係機関で成るミッション団(団長・加賀谷久輝副市長)はこのほど、台湾で青森プロモーションを行い、県内の観光魅力などをアピールした。4月からは台湾からのプログラムチャーター便運航も始まり、台湾人観光客の増加が期待されている。
台湾新竹県で開かれた「2013台湾ランタンフェスティバル」に初めて青森ねぶたが招かれたのを機に台湾を訪問した。航空会社や現地旅行会社などを訪れ、青森空港へのチャーター便誘致や商品造成などを働きかけた。
ねぶたの運行は2日夕に行われ、青森市民約130人とミッション団員がハネトや囃子方として参加した。青森市観光課によると「(台湾の)青森のイメージはリンゴだったが、フェスティバルを通じ、ねぶたが強烈な印象として残ったようだ」という。
4月から、青森空港には単発の運航ではなく、まとまった本数が連続するプログラムチャーター便が運航される。計画では4便となっており、1機当たりの乗員は250人。「満席となるよう、今後もアピールを続けたい」と観光課。
台湾人観光客の年間入り込み数は平均1万3千〜4千人となっている。チャーター便運航を機に、増加に弾みをつけたい考えだ。
青森ねぶたが台湾の大型イベントに参加した