青森県によると、06年の外国人宿泊者数は6万3390人で、前年比50.5%の増加となった。国別では韓国が2万7597人(同114.8%)、台湾が1万5490人(同147.9%)、中国が1742人(同133.9%)、香港が2332人(同460.9%)、アメリカが1万2618人(同514.8%)、ロシアが1372人(同363.9%)といずれも伸びた。
宿泊者数の増加について同県新幹線交流推進課は(1)週3便から4便となった青森~ソウル便の好調(2)東北を周遊する台湾・香港からの旅行者の増加──によるものと分析。アメリカについては米軍がミサイルレーダーを同県に配備したことによる特殊事情という。
香港、ロシアの伸びについては「香港は東北6県プロモーションが奏功。ロシアは、夏場に運航している定期便がうまく機能した」(同課)。