青森青年会議所は、ねぶた作品データを数量限定でNFTアートとして販売する。
公益社団法人青森青年会議所(以下 青森青年会議所)は、「青森ねぶた祭」を広く認知していただき、祭りの価値を高めていく新たな取り組みとして、2022年8月下旬より希少価値の高いねぶた作品データを数量限定でNFTアートとして販売いたします。
この取り組みは、祭りの新しいスポンサードのあり方を創出し、文化の“持続性”へ貢献するものとして行います。
3Dモデルイメージ(制作中)
青森ねぶたは、祭りが終了するとそのほとんどのねぶたが廃棄となります。これは青森ねぶたの魅力の一つでもありますが、何か月もかけて制作する関係者の中には心を痛める人も少なくありません。
そこでねぶたのデジタル保存を行いながら、今後の祭りやねぶたの新しいあり方を模索していこうと考えており、今回のNFTアートの販売はその中の一つの取り組みとなります。
NFTアート販売の初回となる令和4年の青森ねぶた祭では、ねぶたの制作者「ねぶた師」の立田龍宝氏のご協力のもと、青森青年会議所が運行予定の『風神 雷神(ふうじん らいじん)』のNFTデータをご用意いたします。販売アイテムのラインナップとしては、手軽にご購入いただける数百円程度の運行風景写真から、ねぶたの山車のもととなる原画データ、そして実際の山車を撮影し特別に制作した3Dモデル(※1)まで、複数のアイテムをNFT(※2)化してデジタルアートとして販売する予定です。なお、購入金額の一部は、今後の開催に向けた支援活動や、青森ねぶたの制作者「ねぶた師」へ還元するなど、様々な活動を通して、持続可能な青森ねぶた祭へ貢献していきます。
<8/2~ねぶた原画を先着1万人に無料配布中!>
上記取り組みに先立ちまして、「青森ねぶた祭」開催初日の8月2日からは、昨年度(2021年度)大型ねぶたとして制作した作品『市川團十郎白猿(いちかわだんじゅうろうはくえん) 不動の睨み(ふどうのにらみ)』の原画データをNFTアートとして先着1万名様に無料配布中です。ダウンロードは下記URLより可能です。
昨年度(2021年度)作品『市川團十郎白猿不動の睨み』の
原画イメージ
■各種配布・販売スケジュール
8月2日~現在配布中 ※先着1万名様に達し次第配布終了
昨年度(2021年度)大型ねぶたとして制作した作品『市川團十郎白猿(いちかわだんじゅうろうはくえん) 不動の睨み(ふどうのにらみ)』の原画データを無料配布
▼【先着1万名様限定】ねぶたNFT無料配布URL
https://adam.jp/airdrops/AOMORI-NEBUTA_NFT01?aid=4852545b562f46c0b6d8d99ac0d863d8
8月下旬
本年度(2022年度)大型ねぶたとして制作した作品『風神 雷神(ふうじん らいじん)』の運行風景写真や原画データ、3Dモデル等を販売予定
▼青森ねぶた祭 NFTストアに今後出品されます
https://adam.jp/stores/AOMORI-NEBUTA_NFT
■3Dモデルの販売について
GMOアダム株式会社が運営するNFTマーケットプレイス「Adam byGMO」(※3)にて、NFTアートとしてねぶた作品の3Dモデルを8月下旬に販売。青森ねぶた祭の会期終了後、廃棄されるねぶたの山車を3Dモデル化することで文化を後世に残すことに貢献していきます。「青森ねぶた祭」の現地の参加者様だけでなく、現地に来ることができないファンの方々も参加することができます。
※1 3Dモデル:三次元形状モデルのことを指します。
※2 NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン):ブロックチェーン上で発行され、唯一無二性を証明することができ代替が不可能なトークンのことを指します。
※3 NFTマーケットプレイス「Adam byGMO」:GMOアダム株式会社が運営するNFTマーケットプレイスのことを指します。
■ねぶた師 立田龍宝氏 プロフィール
1985年青森生まれ。
2013年青森青年会議所「倭し美わし」 でねぶた師デビュー
2017年からは 青森ねぶた運行団体協議会の制作委員会副委員長を務めている。
▼立田龍宝~急がず弛まず~-青森のねぶた師立田龍宝公式ウェブサイト