静岡市は13日、戦国武将の徳川家康や今川義元をはじめ、市の歴史を一堂に披露する「市歴史博物館」をグランドオープンした。開館を記念し、同日から2月26日まで「徳川家康と駿府」を開催する。
同館は戦国時代の道と石垣の遺構が間近で体験できる博物館として昨年にプレオープン、1階無料エリアを公開した。「バックヤードツアーや歴史トークイベントなどを数多く行った結果、来館者数5万人を突破した」という。
グランドオープン後は、家康と義元の歴史に触れる2階、静岡のまちと人の歴史が学べる3階を一般公開した。
開館時間は午前9時から午後6時。月曜日が休館となる。料金は基本展示と企画展示観覧の場合、一般千円、大学・高校生、市内在住70歳以上700円、市外小中学生250円。市内の小中学生、小学生未満は無料。
開館記念企画展では、家康の着始めの腹巻などゆかりの品々を展示する。