静岡県は4日、「ふじのくに 静岡観光大商談会 in東京」をハイアットリージェンシー東京で開いた。旅行会社やメディア関係者約160人が出席。県内施設・市町村団体からは約150人が出席し、観光説明会と個別商談会を実施した。
県文化・観光部観光交流局観光振興課の佐野博之課長=写真=は冒頭あいさつで、今年4月から6月末まで実施した静岡DC(デスティネーションキャンペーン)の結果数値について報告。県内104の観光施設等の入込客数が前年比110%(前々年比109%)で、県内127の宿泊施設の宿泊客数が前年比107%(前々年比108%)だったとし、「皆さまのご協力により、大きな成果をあげることができた」と感謝の言葉を述べた。
またJR東海営業本部観光開発グループの牧口哲也副長が「静岡DC振り返り アフターキャンペーンに向けて」と題して、静岡DC期間におけるJR関連の旅行商品実績などを発表した。東海道新幹線を利用した旅行商品は前年比152%。内訳は、首都圏発が同148%、中部発が同124%、関西発が同171%とした。びゅう旅行商品については同109%とした。フリーきっぷの実績も報告。「ふじのくに家康公きっぷ」は前年比182%、「南伊豆フリー乗車券」は前年比111%だったと話した。
観光説明会では、静岡DC地域部会(伊豆・富士・中部・中東遠・西部)が、「静岡DCアフターキャンペーンに向けた商品企画のご案内」と題して、来年4月から6月末に実施されるアフターDCでの「イチオシ企画(旅行商品素材)」を細かく紹介した。
静岡県文化・観光部観光交流局観光振興課の佐野課長