静岡県内で有数のお茶の産地として知られる島田市は8日から14日まで、JR東京駅構内のグランスタ東京イベントスペース「スクエア・ゼロ」で「東京駅アンテナショップ『島田の緑茶縁日』」を実施した。緑茶や島田の逸品、地酒等の販売に加え、観光体験プログラムなどもPRした。
同市が推進する「島田市緑茶化計画」の一環として実施。緑茶化計画コンセプトティーの販売、市内14茶商のオリジナル商品の販売、緑茶(温冷)、緑茶化スイーツ、緑茶かき氷、緑茶ソフトなどの販売、緑茶ハイ、緑茶クラフトビール、日本酒の販売、島田の逸品・島田市関連商品の販売、観光体験プログラムの紹介、移住定住に向けた案内、射的やダーツといった縁日のようなアトラクションなどを行った。
観光体験プログラムは、高度700メートルのパラグライダーの上で駿河湾を見渡しながら緑茶を一服する「パラグライダーDEいっぷく」、廃校利用のグランピング施設で国産手持ち花火を楽しみながら緑茶を一服する「国産手持ち花火DEいっぷく」など12種類のプログラムを紹介した。島田市内の対象観光体験・宿泊施設で使える2千円クーポンが千円で1人最大5枚まで購入可能な「島田であそぼうけん」キャンペーンも告知した。
島田市役所市長戦略部広報課シティプロモーション室の永田真澄氏は、「2015年の市政10周年タイミングでシティプロモーション『島田市緑茶化計画』を始めた。市の基幹産業である緑茶と観光を組み合わせた『島田の緑茶観光』では、大井川鐵道と連携しながら川根温泉のPRも行っている。今回の期間限定アンテナショップで島田市への緑茶観光客増を図りたい」と話している。
コンセプトティーに興味を示す来場者