新型インフルエンザの風評を払しょくし、「元気な関西」を海外へ発信しようと、関西広域機構、関西国際空港全体構想促進協議会、関西国際空港は連携し、13〜16日、韓国メディア招聘ツアーを実施した。関西への観光客の増加、関西国際空港の利用促進を目的に行われ、韓国から7社12人のメディア関係者が参加。神戸、京都、奈良、大阪の4都市を取材した。
大阪では、大阪府庁で橋下徹府知事と面会。橋下知事は「関西では新型インフルエンザが発生しご心配をかけたが、今は非常に元気になった。大阪では、これから夏は『水都大阪2009』、秋から冬にかけては今年初めて行う『御堂筋イルミネーション』など大きなイベントが続く。ぜひ韓国の皆さんに来ていただきたい」とアピールした。
そのほか、神戸では異人館や有馬温泉、京都では清水寺や舞妓変身体験、奈良では奈良公園や東大寺などを視察。なかでも、有馬温泉の風情ある町並みや奈良公園の芝と放し飼いの鹿がいる様子は、韓国で見られない景色と好評だった。
また、ウォン高の影響で、安くて品質の良い物が買える大阪の心斎橋筋商店街への関心も高く、日本製の薬などをまとめ買いする参加者の姿も見られた。
橋本知事と会見する韓国メディア