仁川国際空港公社(韓国)は12日、第2旅客ターミナルの開港に向けた「グランドオープンイベント」を仁川広域市の同ターミナルで開催した。イベントには文在寅(ムン・ジェイン)大統領ら約千人が参加。18日から運営が始まるターミナルの一般公開も行った。
イベントは、2018年平昌冬季オリンピックの約4週間前に「世界を開く、人をつなぐ」をスローガンに開催。仁川国際空港の新たな出発を発信する。文在寅大統領、国土交通部の金賢日(キム・ヒョンミ)長官、仁川国際空港公社の鄭日永(チョン・イルヨン)社長、仁川空港名誉広報大使でバンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナさん、俳優のソン・チュンギさんらが出席した。
鄭社長は「仁川空港が再び最高の空港に飛躍するきっかけにしたい。会場と同時に動作を早期に安定化して、中枢空港としての役割を担い、平昌冬季五輪の開催の成功を支援する」と述べた。
新ターミナルのオープンで、仁川国際空港は年間7200万人の旅客と500万トンの貨物処理が可能になる。