地域銀行は、地元芸術家の活動を後押しする。2025年就航の豪華客船「飛鳥Ⅲ」の船内に飾るアート作品が今年5月下旬から公募されることを受け、地元芸術家に応募を呼びかける。最大127点が採用される。同船は「動く日本のパビリオン」をコンセプトに重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品も展示するため、「公募に採用されると作家のステータスになる」(関係者)。地域銀は16行が協力し、さらに10行程度増える見込み。
今回の公募は、テーマを「日本の四季を旅する~あなたの地域の自然風景~」とし、各地の海や港町、山などを表現した絵画や写真を求める。作家の年齢や国籍、障がいの有無は問わない。募集期間は5月22日~8月末まで。【記事提供:ニッキン】
会員向け記事です。