日本政策金融公庫はこのほど、食品表示に関する消費者調査を行った。消費者が食品表示を確認する際に最も重視する項目は「原産国名、原料原産地」、食品表示への要望は「文字を見やすくしてほしい」が最も多かった。
加工食品の表示で重視する項目を二つまでの複数回答で聞いたところ、「原産国名、原料原産地」が男性62.2%、女性66.7%とトップ。次いで「消費期限または賞味期限」が男性48.6%、女性51.1%。以下、「原材料名」「添加物」「内容量」などが続いた。
食品表示への要望は(二つまでの複数回答)、「文字を見やすくしてほしい」が男女合計で47.7%、「分かりやすい言葉を使ってほしい」が40.9%と、見やすさや分かりやすさを第一に求めていることがうかがえる結果となった。