
日本旅行はこのほど、アレルギー管理・ヒアリングシステムなどを開発・運営する株式会社CAN EAT(本社=東京都新宿区、田ヶ原絵里社長)と食物アレルギー対応などの課題解決に向けた業務提携契約を締結した。CAN EATのアレルギー管理サービス、アレルギーヒアリングシステムの宿泊・飲食施設などでの導入を推進。「全ての人が旅先での食事や日々の給食を楽しめる環境整備を図る」。
アレルギー管理サービスは、加工品の原材料欄をスマートフォンで撮影、アプリに登録し、CAN EAT独自のシステムで自動チェックするサービス。またアレルギーヒアリングシステムは、対象者のアレルギー情報をQRコードで直接把握し、アレルギー対応の効率化と事故防止に役立てるウェブサービス。
同社は、宿泊・飲食施設のスタッフや学校給食・栄養士など、アレルギー対応に関わる人々のアレルギー管理やコミュニケーション業務をこれらのシステムで円滑化、正確化させ、「全ての人が外食や中食を安全でおいしく楽しめる環境整備を目指す」方針だ。