10月22日、静岡県浜松市で初の「全国餃子サミット」が開かれ、「餃子でまちを元気に」「餃子による世界平和」などの文言を盛り込んだ共同声明を発表した=写真。次回サミットは三重県津市で開催される予定。
サミットは浜松餃子の普及に努める浜松餃子学会の呼びかけに全国の餃子関連団体が応じ、初めて実現。金沢食文化研究会(石川県金沢市)、すそのギョーザ倶楽部(静岡県裾野市)、津ぎょうざ協会(津市)、ふくしま餃子の会(福島県福島市)、宮代町商工会(埼玉県宮代町)、八幡ぎょうざ協議会(福岡県北九州市)が参加した。浜松市と餃子消費量トップを争う宇都宮市の参加はなかった。
餃子の頭文字からG7と銘打ったサミットでは、餃子文化の振興と餃子によるまちおこしの意見交換に加え、富士宮焼きそば学会会長らの基調講演が行われた。
G7の議長を務めた浜松餃子学会の斎藤公誉会長は、「最高の会議だった。自分たちのまちだけでなく、日本の餃子を皆で盛り上げ、餃子を通じて日本を元気にしたいという気持ちを確認しあうことができた」と手応えを強調した。