香川県は観光振興などを目的に、日本航空(JAL)と包括連携協定を結んだ。これまで、「さぬき讃フルーツ」のブランド化への取り組みなどを通して県産品の振興に努めてきたが、協定締結でさらに緊密な相互連携を行う。
協定は観光のほか、交流人口の拡大、文化・県産品の振興など計4項目。
メインは観光振興を通じた地域活性化で、JALのインバウンド向け旅行商品「JAL訪日ダイナミックパッケージ」を活用し、海外から観光客を誘致する。
交流人口拡大では、9月から高松―羽田線で「乗継割引28」の対象路線を拡大。北海道や東北、北陸などと香川が行き来しやすくなるという。
文化振興では、「瀬戸内国際芸術祭2019」の旅行商品を造成するほか、機内誌で香川の情報を掲載する。