香川県によると、2021年の県外からの観光客入込数は前年比5.9%減の581万8千人となった。瀬戸大橋が開通した1988年以来、最も少なかった。「新型コロナウイルス感染症の影響が、20年1、2月は小さかったが、21年は通年化したことなどが考えられる」(交流推進課)という。
交通機関別にみると、JR利用が67万8千人(前年比4.2%減)、船舶33万1千人(同0.7%減)、航空機8万人(同29.4%減)、高速バスを含めた自動車が422万9千人(同5.9%減)。
主要観光地の入込数は栗林公園が32万5千人(同14.4%減)、屋島35万4千人(同7.8%減)、琴平97万7千人(同36.5%減)、小豆島66万9千人(同2.7%減)にとどまり、軒並み客足が落ちた。