ecbo(東京都渋谷区、エクボ)は4月25日、京成トラベルサービス(千葉県船橋市、京成トラベル)と業務提携し、京成上野駅(東京都台東区)に新設された手荷物預かりカウンターで、予約ができる荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を開始した。
京成上野駅は、全国で最も出入国者数の多い成田空港から最速で都心にアクセスできる「スカイライナー」の発着駅として、訪日客や国内旅行者を含む約5万人が毎日乗降している。訪日客の増加に伴い、重い荷物を抱えて移動する旅行者の荷物の預け場所の確保が課題となっており、大きなスーツケースが入るコインロッカーの供給が追いつかない状況となっていた。
こうした訪日客の増加に対応するため、京成電鉄は今年3月に京成上野駅のリニューアルを実施。その一環として、京成トラベルは、京成上野駅手荷物カウンターを新設し、さらなる需要の増加に備えた。
訪日客は移動中にスマートフォンから預かり場所確保に事前予約ができる。荷物の預け場所に困ることなく、到着後すぐに観光を楽しむことが可能になる。また、カウンターには英語や中国語といった多言語に対応したスタッフも常駐している。
荷物の預かり時間は、午前9時から午後6時まで。利用料金は、荷物サイズに関わらず一律900円(税込み)。
エクボクローク