岐阜県高山市の桜山八幡宮の絵馬殿に約2千個の風鈴を飾る「桜山風鈴まつり」が7月23日から始まった=写真は昨年のまつり。今年で9回目を迎える「飛騨高山でニッポンの夏休み。」の企画で、8月21日まで開催する。
主催は高山市観光連絡協議会(堀泰則会長)と飛騨高山でニッポンの夏休み実行委員会(永田誠人委員長)、屋台会館運営委員会(寺池亮平委員長)。
風鈴は古くから厄除け・魔除けの意を持ち、音が聞こえる範囲は聖域であり、災いが起こらないといわれる。「コロナ禍を乗り越え、今後の社会再生に歩みを進める一助になればという思いを込めた」と主催者。
期間中の土・日曜には手水舎に切り花を浮かべ彩を演出するほか、7月30日と8月6、13、20日には八幡宮境内と風鈴棚をライトアップ。また、7月30日と8月13日には桜山雅楽の演奏とみこによる舞も披露する。入場料は大人千円、高校生600円、小・中学生500円。