岐阜県高山市で古い町並みが残る「さんまちエリア」を巡りながら、日本酒の試飲とまち歩きを楽しむ第5回「飛騨高山・酒蔵のん兵衛まつり」が5月30日始まった。主催は飛騨・高山観光コンベンション協会で、新型コロナ禍も収束し、昨年を上回る人出を見込んでいる。6月30日まで。
参加する酒蔵は平瀬酒造店、二木酒造、平田酒造場、老田酒造店、舩坂酒造店、原田酒造場の六つ。これら酒蔵や中橋観光案内所、高山濃飛バスセンターで販売する「飛騨高山御酒飲帳」(記念杯、特製エコバッグ付きで3千円)を購入すると、それぞれの酒蔵で2種類の地酒が試飲できる。
また、各酒蔵のスタンプを集めると達成記念として地域の特産品をもらえるスタンプラリーや、酒蔵で買い物をして応募すると、ペア宿泊券(3万円相当)や飛騨牛などが当たる抽選もある。
同協会によると、昨年は6月9日から7月14日まで開催し、1731人が参加。今年は新型コロナ禍も収束していることから2千人の参加を見込んでいる。
御酒飲帳セット