高知県によると、2022年に県を訪れた県外観光客数(推計値)は370万7千人で、前年比38.7%増だった。新型コロナウイルス禍前の19年の8割強にまで回復した。県は全国旅行支援などの効果があったとみている。
「22年は、コロナ禍による長引く観光需要の激減から、ようやく回復の兆しがみえた1年だったことがデータでも示された」(観光振興部)と受け止めている。
利用交通機関は乗用車の割合が最も高く、約243万7千人となり、65.7%を占めている。次いで観光バス(82万9605人、22.4%)、航空機(10万7210人、2.9%)の順。平均滞在日数は2.1日で、前年と変わらず。
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