高知県は3日、架空の旅行会社「高知家 エクストリームトラベル社」の設立発表会を東京・上野で行った。架空の旅行会社を通じ、地元の人しか知らない高知の隠れた魅力を発見できる旅をPR。第1弾として「路面電車で土佐の宴を!」など六つのツアーを用意した。
尾﨑正直知事は設立の一番の狙いを「来県者層の拡大」とし、「高知ならではの『度を超した』と言われるような究極の旅を提供する」と意気込みを語った。年間約30のツアーを発表する。
第1弾として発表されたのは6コース。
「路面電車で土佐の宴を!」は、高知ではよく行われる路面電車を貸切居酒屋に見立てて、土佐の地酒と食を満喫できる。
「四万十川を全身で体感!」は、川遊びや漁師とともに川漁を行い、とれたての魚を地元流に味わうもので、天然うなぎ付き。
「四万十の屋形船でホタル浴!」は、四万十の屋形船でホタル鑑賞を楽しみながら四万十づくしの食事を堪能できる。
「70%!?クジラに、なんなく会える!」は、クジラ漁師とホエールウォッチングを楽しむツアー。
「究極の癒しをあなたに!」では、海洋深層水テラピーとリラックス体験で美容に特化した。
「土佐のお座敷遊びを極める!」は、土佐のお座敷遊びのフルコースを用意した。
各ツアーは提携するJTBコーポレートセールスやとさでんトラベルで実際に申し込むことができる。
尾﨑知事が発表会でPRした