7月3日に現地でオーディション
高知県は、県内の市町村が有する遊休地や施設について民間企業のノウハウや知見を生かした観光開発を進めるため、民間企業と市町村の“出会い”を創出する「観光資源オーディション」を7月に開催する。観光資源オーディションの事務局は、県から業務委託を受けたアウトドアの総合サービス企業、スペースキー(東京都渋谷区)が担当しており、参加企業の募集をこのほど開始した。
観光資源オーディションは、高知県の「令和元年度観光拠点等需要調査委託業務」の一環で、同調査では、(1)市町村が有する遊休地や施設などの現状調査(2)観光関連事業などを全国展開する民間企業の高知県における観光開発の意向調査(3)上記の調査結果を生かした企業誘致等―を実施する。
観光資源オーディションは、7月3日午後1時半から高知市内で開催予定。オーディション参加企業のビジネスプランをもとに、市町村が利活用を期待する公有地、公有施設についてプレゼンテーションし、参加企業と意見交換する。利活用のイメージは、キャンプ場、グランピング施設、宿泊施設、アウトドアレジャー施設など。
翌4日には公有地、公有施設の現地視察も予定している。
民間企業のオーディション参加費は無料で、高知までの旅費、宿泊費は県が負担する。先着5社程度を予定。参加申し込みの締め切りは6月30日。日程の都合などで参加できない企業にはオーディションと別途、個別の案内も可能だ。
参加申し込みなど問い合わせは、事務局(スペースキー内)TEL03(6809)0971、Eメールod_chiiki@spacekey.co.jpまで。