不動産コンサルティング事業を展開する霞ヶ関キャピタル(東京都千代田区)の連結子会社で、ホテルブランド「fav(ファブ)」を展開するfav hospitality group(FHG)はこのほど、favの高級ブランド「FAV LUX(ファブラックス)」の新施設「FAV LUX鹿児島天文館」を今月13日に開業すると発表した。「fav鹿児島中央」とともに、鹿児島市中心部でグループ需要を取り込む。
favは、「旅の豊かさを再定義する」ことをブランドミッションとし、従来の宿泊施設の常識にとらわれない豊かな宿泊体験を提供している。FAV LUXは、「みんないれば、もっと楽しい。」を新たなタグライン(商品価値)として今年立ち上げた高級ブランド。チェックイン・チェックアウトの無人対応設備を擁しているほか、平均面積35平方メートル以上の広々とした客室には、キッチンや洗濯機、冷蔵庫、オンライン会議も可能な大画面テレビなどを完備。中長期滞在やワーケーションにも利用できるグループ向けのホテルとして、「FAV LUX長崎」「FAV LUX飛騨高山」に続く3施設目として今月、鹿児島天文館に開業する。
「FAV LUX鹿児島天文館」では、客室は全63室、11タイプを用意。ヌードカラーをベースに、ウッドトーンの家具とオレンジのチェアがアクセントの洗練されたデザインが特徴となっている。サウナトータルプロデューサー・笹野美紀恵氏が監修したプライベートサウナ「SAUNAGE(サウナージュ)」付き客室など、全国でも珍しい特別な体験が可能だ。
このほか、館内には鹿児島の文化や歴史からインスパイアされた2タイプの貸し切りサウナを用意。人工石のケルケスストーンを使用したフィンランド式と、ベンチ下にヒーターを設置したモリス式のハイブリッドサウナに加え、深さ90センチの水風呂、外気浴用のテラスも備えている。施設の詳細は、公式サイトから(https://www.fav-lux.com/hotel/kagoshimatenmonkan/)。
「バンクスイートwith SAUNAGEサウナ」の客室(上)と、SAUNAGE設備