高速道路各社、国土交通省は16日、土日・祝日に地方部の高速道路の通行料金を割り引く休日割引について、2024年度から、9月の3連休など「シルバーウイーク」に適用しないと発表した。政府が進めるオーバーツーリズム対策の一環で、観光需要の分散化・平準化につなげる。
対象道路は、ＮＥＸＣＯ東日本、ＮＥＸＣＯ中日本、ＮＥＸＣＯ西日本の地方部の高速道・一般有料道路（一部除く）と、本州四国連絡高速道路の神戸淡路鳴門自動車道、瀬戸中央自動車道、西瀬戸自動車道、宮城県道路公社の三陸自動車道（仙台松島道路）。
休日割引は、22年度以降、混雑緩和の観点などから、ゴールデンウイーク、お盆、年末年始の期間を対象外としてきたが、政府が23年10月に決定した「オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた対策パッケージ」を踏まえ、シルバーウイークも適用しないことを決めた。
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