東日本大震災の影響で激減した外国人観光客に再び足を運んでもらおうと、栃木県日光市の鬼怒川・川治温泉観光協会(八木沢勝久会長)は6月25日、「駐日大使館員 日光・鬼怒川温泉ツアー」を実施、在京の大使やその家族ら約63人が参加した。
ツアーは県や日光市、日光地区観光協会連合会などとの共催で、観光庁も後援。参加国は米国やドイツ、韓国、ギリシャなど20カ国に上った。
初日は日光東照宮や華厳の滝などを見学。夜には宿泊先の鬼怒川グランドホテル夢の季でレセプションが開かれ、福田富一知事、斎藤文夫日光市長、溝畑宏観光庁長官らも出席し、「食べ物や水などは安全で、全く問題はない」とアピール、自国民に伝えてほしいと訴えた。
26日は東武ワールドスクエア、日光江戸村などを訪れ、帰京した。