「愛の聖地・鳥取砂丘で、深い『きずな』を感じ合って」。24日に鳥取県鳥取市の鳥取砂丘で開くイベント「砂丘の中心で愛を叫ぶ2010〜あなたの言葉が未来を変えるかもしれない」をPRしようと9月27日、同イベントを主催する「鳥取砂丘・愛の聖地プロジェクト実行委員会」のメンバー3人=写真=が東京都台東区の観光経済新聞社本社を訪れた。
同イベントは、地元ではデートスポットの宝庫として知られる鳥取砂丘のさまざまな魅力を「愛」を切り口に発信しようという「鳥取砂丘・愛の聖地プロジェクト」の一環。参加者には、砂丘の中心の最も高くせりあがった場所「馬の背」から、馬の背の下に位置する「オアシス」で待つ相手に向かって、マイクを使わずに愛のメッセージを叫んでもらう。昨年開催の第1回は「予想以上に感動的なイベントとなり、大きな反響があった」(柴田杉子委員長)。プロポーズの成功などの場面を400人ほどの観客が見守ったという。
イベントでは、メッセージの内容などを審査。審査員賞として、鳥取温泉ペア宿泊券や鳥取砂丘ラッキョウ1坪地主権などを用意している。
鳥取砂丘は、砂丘に沈む夕日や幻想的な漁火の美しさに加え、11月に満開を迎えるラッキョウの「花のじゅうたん」など、地元以外では知られていない魅力があるという。柴田委員長は、「足場の悪い砂丘では、恋人同士、夫婦同士、友人同士、みな自然と体を寄せ合い、手を取り合って歩く。人と人との絆や愛にあふれた鳥取砂丘で感動的な思い出を作るとともに、砂丘の魅力を体感してほしい」と語った。
参加者の応募は10月15日まで。参加料は無料で、昼食が付く。また参加賞としてもれなく梨狩り招待券と砂の美術館の入場券、愛の告白証明書を付ける。観覧は自由。
問い合わせはTEL080・4113・1039まで。