出荷を迎えた鳥取県のスイカと、8月4日から始まる「国際まんが博」をPRするため、「とっとり観光親善大使」の谷本優子さんとまんが博のキャラバン隊が22日、東京・池之端の観光経済新聞社を訪れた。「どこを食べてもおいしいスイカができた」と谷本さんはアピールした。
今年のスイカは平均重量が前年を0.5グラム上回る8.9キログラムと過去最高の大きさ。平均糖度が内側13.2度、外側12.6度と、甘くておいしいと言われる基準の12度以上を満たし、過去10年で一番甘い仕上がりになった。
鳥取県は11月に「国際マンガサミット鳥取大会」を行うのを機に、今年を「まんが王国とっとり」建国イヤーと位置づけ、PRキャラバン隊の「バードプリンセス」を結成するなど力を入れる。
キャラバン隊の一員として来社したバードプリンセスたちは、8月4日から11月25日まで開催する「国際まんが博」を紹介し、来県を訴えた。期間中は、水木しげる、青山剛昌、谷口ジローなど鳥取県ゆかりのまんが家各氏の原画を展示するほか、5千冊のまんがが読める「とっとりまんがドリームワールド」が県内を巡回する。同時に「やなせたかし展」など数々の関連イベントを県内全域で開催する。
親善大使とキャラバン隊の一行