鳩山由紀夫首相は1月29日、衆参両院の本会議で施政方針演説をし、「危機を好機に〜フロンティアを切り拓く」と題した章の中で、訪日外国人を2020年までに2500万人、さらに3千万人に増やすことを目標に、日本の魅力を磨き上げ、総合的に観光政策を推進すると強調した。
アジアを中心とした訪日外国人の誘致について、「経済成長のみならず、幅広い文化交流や友好関係の土台を築くためにも重要」と述べたほか、「交流の拠点となる空港、港湾、道路など、真に必要なインフラ整備については、厳しい財政事情を踏まえ、民間の知恵と資金も活用し、戦略的に進める」とした。