鴨川シーワールドは、「メガマウスザメ」全身骨格標本を12月7日から世界で初めて一般公開する。
株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:須田貞則)の基幹施設である鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:勝俣浩)では、2018年12月7日(金)よりメガマウスザメの全身骨格標本を一般公開いたします。
メガマウスザメとは、最大で全長710センチメートルほどの幻のサメです。世界でも非常に希少なため、生態は未だ不明とされています。メガマウスザメの捕獲記録は世界で135例、日本では23例あり、本標本は日本での22例目の個体です。昨年5月に館山市洲崎沖の定置網に入っているのが見つかり、保護する前に息絶えましたが、体長約5.4メートル、体重1.2トンの大型のメスの個体で、その希少性から調査研究に役立てたいと考え、鴨川シーワールドで引き取りました。
これまで、メガマウスザメは骨格標本として残そうとしても骨が水分を含んだ軟骨で出来ているため、扱いが難しく叶いませんでした。しかしこの度、特殊な技術を用いることで、世界で初めて全身骨格標本の製作に成功し、一般公開を開始することとなりました。また、公開翌日の12月8日(土)には、完成披露記念イベントを行います。協同研究に携わっていただいた“さめ先生”こと北海道大学 仲谷一宏 名誉教授をお迎えし、特別レクチャーを講演していただくほか、メガマウスザメの全身骨格標本にこの日だけ特別に直接さわることができます。
世界でも全身骨格標本を見ることができるのは鴨川シーワールドのみです。この機会にぜひ幻のメガマウスザメに会いにご来館ください。
「メガマウスザメ」特別講演レクチャー 概要
実施日 : 2018年12月8日(土) 12:30~(約30分間)
開催場所 : マリンシアター
料金 : 無 料 ※別途、入園料は必要です