黒部・宇奈月温泉観光局は7日、新型コロナウイルスの感染防止対策を表した絵文字「ピクトグラム」を制作し、活用を始めたと発表した。
ロゴマークは、宇奈月温泉の観光事業従事者が取り組む感染症対策のシンボルとして作成。「Smile Unazuki(スマイル宇奈月)」には宇奈月を訪れる方々、宇奈月で働く方々が互いに笑顔でいられるように、との願いが込められている。ロゴマークは約3センチメートル四方の四角形のシールとして、宇奈月温泉の観光事業者、施設などの従業員がマスクに貼り付けて活用していく。
▼Smile Unazuki(スマイル宇奈月)のロゴマーク
▼ロゴマークのシールをマスクに貼ったイメージ
ピクトグラムは、宇奈月温泉の観光事業者、施設等が取り組んでいる感染症拡大防止に向けた各種取り組みを視覚化したもの。消毒液や施設の換気、従業員の検温など、全13種類の取り組みをイラストでわかりやすく表示。観光客に安心して施設を利用してもらえるよう、店舗や施設ごとに対応する項目のピクトグラムを店頭やレジ周りなどに掲示して活用する。
▼ピクトグラム(画像は一例)
※8月31日現在、宇奈月温泉の計51の宿泊施設、入浴施設、飲食店、販売店、理美容店、金融機関、旅客鉄道、建設会社、電力会社、公共施設等が参画中。参画施設名は、(一社)黒部・宇奈月温泉観光局の公式HPで確認できる。
■宇奈月温泉(うなづきおんせん)
トロッコ電車が走る黒部峡谷の玄関口にあり、富山県随一の規模(収容人員3500名)を誇る温泉郷。黒部川上流の黒薙温泉から引湯して、1923(大正12)年に開湯以来、多くの文人墨客から愛されてきた歴史がある。黒部川の清流を思わせる無色透明の湯は日本一の透明度ともいわれ、肌にやさしい弱アルカリ性の単純温泉。黒部川沿いに立ち並ぶ旅館やホテルからは、四季折々の表情を見せる峡谷の山々を望むことができる。
■一般社団法人黒部・宇奈月温泉観光局
(一社)黒部・宇奈月温泉観光局(川端康夫代表、富山県黒部市)は、市内外の事業者や団体などが参画する観光振興団体。当地を訪れる観光客、報道関係者、旅行業者が円滑に活動できるようサポートしている。2019年12月に、観光庁が登録する地域DMO(観光地域づくり法人)に認定された。
(一社)黒部・宇奈月温泉観光局 公式HP https://www.kurobe-unazuki.jp/