帝国データバンクによると、昨年12月単月のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は5件、負債総額は174億2100万円だった。負債は2016年3月以来、21カ月ぶりに100億円の大台を上回った。
件数は前月比3件増加(150・0%増)、前年同月比5件減少(50・0%減)した。
負債総額は前月比169億1200万円、前年同月比139億5200万円それぞれ増加(3322・6%増、402・2%増)した。
昨年1年間を見ると、件数は全ての月で10件未満の1桁となった。12カ月連続の1桁で、最多は6月の9件。
負債総額は12月が最も多かった。21カ月ぶりの100億円超えで、1~12月の年間トータルでも前年を上回った。
同月はホテル経営のRRHH(旧リーガロイヤルホテル広島)とRRHK(旧リーガロイヤルホテル小倉)がそれぞれ負債額89億円、69億円で特別清算になっている。