星野リゾートは、17日に開いたオンラインプレス発表会「星野リゾートLIVE2024秋」で、クレディセゾン(東京都豊島区)と連携し、同社が提供する「永久不滅ポイント」を、星野リゾートの施設で予約時に適用できるサービスを開始すると発表した。国内のポイントサービス市場規模の拡大に着目し、ポイントを宿泊予約で活用できるサービスとして12月から開始する。
これまで両社は、セゾンカード会員限定の宿泊プランの提案などサービスの連携を行ってきた。永久不滅ポイントを、星野リゾートで使える宿泊ギフト券に交換する、「セゾンふるさと納税」の返礼品で星野リゾートの宿泊ギフト券を受け取る、セゾンカードの公式サイトから特別価格で「会員限定優待プラン」の予約ができるなど、セゾンカード会員が利用できる星野リゾート関連のサービスを展開している。
今回の発表では、永久不滅ポイントを旅行に関する決済でも活用できるような取り組みをしたいとの思いから、星野リゾートが提供する「旅」と、クレディセゾンの「永久不滅ポイント」を掛け合わせ、旅行を計画する際にたまったポイントを活用できるサービスを新たに追加することとなった。
利用方法は、星野リゾートの宿泊予約を公式サイトで行う際に適用する。ポイント交換の手間は発生せず、たまったポイントを宿泊代に充当し、残額をクレジットカードで決済することも可能だ。
星野リゾートによると、クレジットカード業界において、宿泊施設の公式サイトで宿泊料金にポイントを活用できる仕組みは初だという。サービスの開始は今年12月を予定しており、同社が展開する施設のうち、国内の67施設を対象とする(海外施設は対象外)。
ポイント決済画面のイメージ