@6面 【ホテレス九州・沖縄特集】10月23・24日にマリンメッセ福岡で開催 業界の課題解決、商取引の場に


 日本能率協会は10月23、24日、福岡市のマリンメッセ福岡B館で第6回「九州・沖縄 観光・宿泊外食産業展2024」を開く。

 九州・沖縄の観光・ホテル・旅館・飲食業界の顧客満足度向上、経営効率化など業界が抱える問題解決、広範な情報交換・商取引の場として展開。同時開催の「第10回九州アグロ・イノベーション―九州みどりの食料システムEXPO2024」と合わせて150社、200ブースの出展と、宿泊を筆頭に、主に九州・沖縄エリアのサービス産業に関わるおよそ4千人の来場を見込んでいる。

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部九州・沖縄ブロックが協力。全旅連九州ブロック、国土交通省九州運輸局、九州各県、各県の商工会連合会などが後援している。「全旅連青年部九州・沖縄ブロックの215宿泊施設が来場予定。質の良い商談が期待できる」と主催者。

 11のゾーン(冷凍食品・機器ゾーン、厨房設備・機器ゾーン、業務用食品・飲料ゾーン、外食テックゾーン、テーブルウェアゾーン、施設メンテナンス・省エネ&クリーンゾーン、客室備品・家具・内装外装ゾーン、宿泊テックゾーン、温泉・温浴・サウナ・スパゾーン、伝統工芸ゾーン、おみやげ・ギフトゾーン)で展開。

 宿泊テックゾーンでは接遇ロボット、スマートロック、予約・顧客管理システム、チェックイン・決済システムなど、施設メンテナンス・省エネ&クリーンゾーンでは耐震・躯体診断サービス、水質測定、殺菌処理システムなど、宿泊施設の問題解決に向けた商品やサービスが展示・紹介される予定だ。

 会場内では講演会・セミナーを開催。23日は「地方サウナ・女性サウナマーケットの最新動向と対策」「フィンランドサウナに学ぶ日本サウナのこれから」「観光業界におけるスポットワーク人材の活用について」「九州のFoodと風土を活かしたツーリズム」「京王プラザホテルにおけるユニバーサルデザインの取り組みとその成果」。

 宿泊業界の20~30代の若手スタッフによる業界の課題解決に向けた経営者への提言も行う。

 24日はプロ野球横浜DeNAベイスターズ元監督の中畑清氏による「心を動かすリーダーシップ~従業員のエネルギーの高め方」や、「モバイルオーダーで売上20%増! インバウンド対応も解決する店舗DXはじめの一歩」「日本酒の可能性を活かした宿の集客、尖った個性の宿作り」「脱競争! 1万円から始めるユニバーサル旅館」などの講演プログラムを予定している。

来場者・出展者アンケートから

 昨年の来場者にアンケートを行った結果、来場して「満足」が25.9%、「ほぼ満足」が32.6%。半数以上が何らかの形で満足と答えている。来場の目的は「新商品を探すため」に最も多く回答している。「購買意欲の高いバイヤーが多く来場している」と主催者。

 出展者へのアンケートでも、出展して「満足」が17.8%、「ほぼ満足」が47.9%と、多くが何らかの形で満足と答えた。同展示会を選択した理由は「国内の販路開拓の場として来場層が適していたから」、会期中の成果は「PRの場となった」に多くが答えている。

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