売上高最高も費用増響く【ANAホールディングス】
旅客需要の回復が継続し、売上高は第2四半期として過去最高となったが、整備費や人件費が増加して減益となった。通期の業績予想は、外貨建て収入の増加や、航空機に関する各種補償金などが想定を上回る見込みのため、上方修正する。
航空事業は売上高1兆10億7000万円(前期比9・6%増)、セグメント利益1093億円(14・5%減)。旅客収入は国際線8・8%増、国内線7・2%増、貨物収入は国際線18・7%増、国内線2・6%増。LCC(格安航空会社)はピーチが5・8%増、今年2月に就航開始したエアージャパンは42億円だった。【記事提供:交通新聞】
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