JA三井リースら6社、和歌山市とのPark-PFIを活用した公園内宿泊施設の整備に関する基本協定を締結


 JA三井リース(東京都中央区、新分敬人社長)を代表企業とする事業者グループは2023年3月23日、都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用して和歌山市が公募する「四季の郷公園内宿泊施設(グランピング等)整備・管理運営事業」に提出した計画が認定され、和歌山市と基本協定を締結したと発表した。

 四季の郷公園(以下、「本公園」)は平成3年に開園した、農業と自然に親しむことを目的とした農業公園です。和歌山市は平成28年にリニューアル基本計画を策定し、平成28年度から令和3年度にかけ、レストラン、農産物直売所、遊具、水景等の整備を行ってまいりました。本事業は、さらなる公園の魅力向上を図るため、Park-PFI※を活用し、アフターコロナにおける屋外での観光需要の飛躍的な需要の増加を捉え、密になりにくい屋外活動の場を提供する仕組みを構築するとともに、公園内の滞在時間延長による公園活性化策として公募されました。

※都市公園に施設を設置し、運営を行う民間事業者を公募する制度。民間事業者のノウハウを取り入れることで、公園管理者の負担の軽減や地域の活性化が期待されている。

イメージパース【公募対象公園施設(便益施設等)及び特定公園施設の外観パース】※イメージ図となります。施設レイアウトは変更予定です。

 

 JA三井リースおよびJA三井リース建物は、「和歌山の四季を感じ、豊かな食に触れ自然に抱かれながら心を満たす里山の時間」をコンセプトに、本事業に参画しました。非日常の体験とくつろぎの時間を提供することを目的に、地域の里山風景と調和したヴィラタイプの宿泊施設やバーベキューを楽しめる施設、バレルサウナの設置等を計画しています。また公園内ではJA三井リースが連携する民間企業とともにSDGsに関連した体験プログラムを行い、地元企業や農業生産者との交流による地域活性化の取組も進めてまいります。

 JA三井リースグループは、中期経営計画「Real Change 2025」の重点取組として「地方が抱える社会課題の解決に向けたビジネスの強化」を、サステナビリティ経営の重点取組として「地域が抱える課題の解決に資する社会・生活インフラの整備」、「パートナーとの連携による新たな価値を有するモノ・サービスの普及」をそれぞれ掲げております。自治体や民間企業との連携により本事業を実現し、地域に新たな価値を提供することで、豊かで持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

【計画概要】

○設置計画施設 : 宿泊施設(ヴィラ) 20棟 、 レセプション棟 1棟、

バーベキューガーデン 15テーブル 、 バレルサウナ  4棟

【今後の予定】

令和5年5 月~  設計・工事

令和6年夏頃    完成予定

【事業者グループ】

○JA三井リース株式会社(代表企業) ○JA三井リース建物株式会社

○株式会社MMA DESIGN ○日本土木建設株式会社

○城善建設株式会社 ○コアグローバルマネジメント株式会社

 

【関連するSDGs】

    

 
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