ＪＡＦは10日、クルマの「死角」に潜む危険をＶＲ透過手法で再現した「ＪＡＦ３６０度ＶＲ動画」“クルマの死角編”を公開した。
運転席から車の周囲（360度）を確認
運転席から目視をした時に、クルマのボディや柱（ピラー）などで見えない範囲のことを「死角」と言います。今回公開された“クルマの死角編”は、走行場面を想定しクルマの全周囲に道路利用者（車）を置き、運転席から見た死角とそこに隠れた危険を表現しました。
車のボディを透過させる特殊な映像処理をおこなっており、さらに上を見るとドローンによる俯瞰画像からもクルマの周囲の状況を確認できるなど、今回はＶＲ技術の特性をフルに活かした映像化をおこないました。スマホやＰＣでも見ることはできますが、ぜひＶＲゴーグルでご覧いただければと思います。
運転席から左後方を確認
徐々に車体が透けてクルマの死角に自転車とクルマを確認できます
こういった死角の危険に備えるためには、日ごろからさまざまな交通場面に応じた「危険を予測し、それに備えた行動や確認」が必要ですが、具体的なイメージができないことも課題となります。このような映像で疑似体験をおこなうことで、“安全”に危険を予測する能力を鍛えることが可能となります。「クルマの死角」や「危険な交通場面」のイメージを持ち、実際の運転でも安全運転に努めてもらえればと思います。
JAFでは、今後も交通安全の啓発をより効果的に伝える為、先進技術などを活用した映像を作成し、安全・安心なくるま社会の発展に寄与して参ります。
■JAFホームページ
JAF 360度VR動画特設サイト：https://jaf.or.jp/common/safety-drive/protect-life/360video
■YouTube公式アカウント
クルマの「死角」に潜む危険：https://www.youtube.com/watch?v=Om_Xv7ja3X8
