日本自動車連盟(JAF)はこのほど、6回目となる「ソリューション営業応対コンテスト」を、東京都港区のJAF本部で開催した。JAFと観光協定を結ぶ自治体、優待施設契約を結ぶ旅館・ホテルなどへのJAF職員による応対コンテスト。電話や訪問による企画などのプレゼン能力を競った。
JAFはドライバーなど会員へのサービス充実に向け、全国の自治体と観光協定締結を進めている。10月時点の締結数は563。JAFは協定を締結した自治体と連携し、それぞれの地域性を生かした多彩なイベントを開催している。
併せて、旅館・ホテルなどと優待施設契約を締結。施設数は現在、全国に4万7千軒に上っている。
JAF会員は自治体のイベントや優待施設で割引などさまざまな特典を受けられる。
今回のコンテストでは、JAFの各支部担当者16人が、施設への電話対応の部、自治体への訪問担当の部に分かれて、模擬プレゼンを実施。自治体向けには観光振興への提案やドライブスタンプラリー実施の提案を自治体職員に扮したJAF職員に行った。
訪問担当の部で第1位となった広島支部の大島悠平氏は「昨年度は2位という悔しい結果に終わったが、今年度こそは1位を取るという強い気持ちで挑んだ」とコメントした。
表彰式の様子