最短翌日にアジア、米国の都市へ 鹿児島中央駅で集荷
JR九州は14日から、米国物流大手の日本法人のユーピーエス・ジャパン(UPS、東京都港区)と連携し、鹿児島中央駅から九州新幹線と北九州空港(北九州市小倉南区)発のUPS貨物便を組み合わせた国際小口貨物輸送サービスをスタートさせる。両社のサービスの速達性と信頼性を生かし、同駅で集荷した荷物を最短で翌日にはアジア、米国の主要都市まで配達する。
同サービスは、UPSの輸送サービスとして提供するもので、JR九州は同新幹線荷物輸送サービス「はやっ!便」の枠組みを活用して鹿児島中央駅から博多駅までの輸送を受託する。荷物は鹿児島中央駅みどりの窓口の「はやっ!便」カウンターで受け取り、新幹線で博多駅まで運ばれた後は、UPSの協力会社がトラックで北九州空港まで運搬。UPSの貨物便に載せられると、関西空港を経由して各国に届けられる。【記事提供:交通新聞】
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